[85]はじめ
つばさ「じゃぁさ、次にここの家に誰が来るかを当てるゲームをしよう★」
くるみ「いいの〜!やるの〜!」
らん「らんもやりま〜す♪」
くるみ「ジュンちゃんはどうするの〜?」
ジュン「………あ…、じゃぁ…、あたしも………」
らん「それでは、せーのでいきましょう。」
中トリ「せーのっ!!!」
ら つ く ジ ん ば る ュ さ み ン
道 道 道 睦 に に に さ 迷 迷 迷 ん っ っ っ : た た た : ア ア ア : メ メ メ : リ リ リ : カ カ カ : 人 人 人 : の の の : お お お : じ じ じ : さ さ さ : ん ん ん : ! ! な : ! ! の : ! ! | : ! ! ! :
つばさ「お!見事にボク達予想が一致したね★」
くるみ「なの〜!」
ジュン「………!!!??!!!?!??!」
つばさ「で、そのアメリカ人の訪問者は、顎鬚の50歳代のおじさんだと思うな、ボクは。」
くるみ「くるみは、目が青いと思うの〜!」
らん「ではそうと決まりましたら、訪問者を待ちましょう。」
ジュン「………信じられない!!!何であんたたちは同じ予想を!!?」
つばさ「ああ。それはね、守護天使は級が上がってくると、次に誰が家を訪問してくるのかが“勘”で解るようになるからなんだよ。」
ジュン「………はぁぁ………!!?」
くるみ「本当なの〜!」
ジュン「そんな………何であんたたちはありえない話ばかりするの………!!?」
らん「んんもう、ジュンちゃんに嘘を教えて何になるって言うんですか?全部本当ですよ。」
ジュン「………………」
ピンポーン
つばさ「お!調度いいね★早速訪問者が来たね!」
くるみ「ほらジュンちゃ〜ん、嘘だと思うんなら、出てみるの〜!」
ジュン「………わかった。出てみるよ。」
その時、玄関から男の人の声が聞こえてきた。
MAN“Hello! Is anyone here?” <通訳:こんにちは!誰かいらっしゃいますか?>
玄関からは日本語ではない、英語が聞こえてきた。
ジュン「 う っ ! ! ! ! ! ま じ か よ ! ! ? 」
くるみ「やったの〜!くるみたちの予想大当たりなの〜!」
つばさ「ほら、言ったとおりでしょ!」
ジュン「………」
らん「ほらほら、突っ立ってないで、早く出てきなさいよ。」
ジュンは玄関に走って行き、恐る恐るドアを開けた。
ジュン“He, hello... !!!!!” <こ、こんにちは……… っ!!!!!>
その男の人は、口髭で50歳代で、目が青かった。
MAN“Oh, you are here!” <あ、いらっしゃったのですか!>
ジュン“Yes, sir.” <はい。おりましたが。>
MAN“You are very very PRETTY and COOL indeed!!!” <君は本当にもの凄く可愛くてカッコイイね!!!>
ジュン“Th,thank you very much...Hah...” <あ、ありがとうございます………、はぁ………>
MAN“Mm? You look pale. What’s the matter?” <ん?顔色が悪いですよ。何かありましたか?>
ジュン“I have a lot of matters ...” <色々とありまして………>
MAN“That’s too bad. That makes you less pretty than you really look. Try to Take It Easy!” <それはいけませんね。可愛い顔が台無しですよ。気軽になりなさいよ!>
ジュン“Oh,thanks a lot...” <ああ、ありがとうございます………>
MAN“You are so pretty that I’d love to MARRY YOU!!!” <君は可愛すぎるから、僕は君と結婚したいな!!!>
ジュン“!!!!! It goes without saying, that’s impossible!!!!!” <!!!!! 言うまでもないと思いますが、そんなことできません!!!!!>
MAN“American Joke, of course! HAHAHAH!!!” <アメリカンジョークに決まっていますよ!ハハハ!!!>
ジュン“Ha,haha... By the way, why do you visit us?” <は、はは………ところで、どうしてあたしたちのところに来たのですか?>
MAN“Haha...Oh, sorry. Would you tell me the way to the nearest station?” <ハハ…あ、ごめんなさい。ここから1番近い駅までの道を教えてくれますか?>
ジュン“!!!??!???!! It means you’ve lost your way, doesn’t it?” <!!!??!???!! それって…、道に迷ったってことですか?>
MAN“That’s it.” <そうなんですよ。>
ジュン‘Unbelievable!!! Their expectation was completely true!!!’“I’m sorry. I moved to this appartment just today. So, I’m quite a stranger here.” (信じられない!!!あの人たちの予想が当たってる!!!)<ごめんなさい。あたし今日ここに引っ越して来たばかりなので、この辺の道を知らないんです。>
MAN“Oh, OK. Thank you. I’m leaving now. Enjoy your youth! Bye!!!” <あ、解りました。ありがとうございます。ではこれで失礼します。青春時代を楽しんで下さいね!では!>
ジュン“O, OK. Take care.” <あ、はい。御気を付けて。>
男の人は旅路へと去って行った。
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2003年05月25日 (日) 18時39分
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